このページではマッケンジー体操その6(座り姿勢から前かがみ)のやり方を解説していきます。
椅子に座って腰を前に曲げていく動作で前かがみになる範囲が大きいのでいきなりやると腰痛を悪化させる場合があります。
必ず一つ前のエクササイズ5を実施してから行うようにします。
マッケンジー腰痛体操その6(座り姿勢から前かがみ) の目的と効果
前かがみでのエクササイズは
- 腰痛の中でも椎間関節性腰痛の方
- 椎間板性腰痛で痛みが取れた後に腰椎の修復と柔軟性を目的
とする事が一般的です。
ただし、前かがみになる事で腰椎前弯が失われ腰痛が復活してしまう場合やお尻やふくらはぎに違和感を感じる場合は無理に続ける必要はありません。
マッケンジー腰痛体操その6(座り姿勢から前かがみ) のやり方
体操の手順は椅子に座り、上半身を前に倒していき、体制をキープするというシンプルな動作のくり返しになります。
STEP1:椅子に浅く腰掛け、両足しっかりと開きももの上に手を置く
深く座ると前かがみになりづらいので浅く座り、両足をしっかりと開きます。
STEP2:上半身を前方に曲げ両脚の間に通し手で床を触り元に戻す
上半身を倒しておき床に手の先が触れたところですぐに元の姿勢に戻ります。
この動作をリズムよく繰り返します。
STEP3:両手で足首を掴む
何回かステップ2の動作を繰り返した後で両手で足を掴み姿勢をキープします。
体を引き下げるようにするとより効果的です。
マッケンジー腰痛体操その6(座り姿勢から前かがみ) を行う回数と間隔
1セットを5~6回として1日に3~4回を目安にします。
このエクササイズを行った後は腰椎前弯が無くなっているので伸展運動であるマッケンジー体操その3やその4を行う必要があります。