ヘルニコア体験談(手術当日の流れから退院後の感想まで)

ヘルニアの施術風景腰痛コラムやヘルニコアについて

腰椎椎間板ヘルニアによる約10カ月の保存期間を経て遂にヘルニコアの手術(施術?)を実施した体験談を入院と手術における当日の流れから術後の効果までをこのブログに残します。

腰椎椎間板ヘルニアに苦しむ多くの方が解決の糸口や、より効果的な治療方法を探してネット検索などをしており、私もその一人ですが症状や痛みの程度に関しては千差万別で簡単に答えが見つかるものでは無いかと思います。

それでも実際のヘルニア経験者による治療の体験談は同種の病気に苦しむ人にとって非常に有効な情報であると考え記録を残しています。

このページにある治療や効果はあくまで私の体験によるもので全ての腰椎椎間板ヘルニアの方に有効というわけではありません。

あくまで腰椎椎間板ヘルニアによるヘルニコア手術の1例として参考にしていただければ幸いです。

因みに私の腰椎椎間板ヘルニアの発症から症状の程度はこちらで紹介しています。

腰椎椎間板ヘルニアと腰部脊柱管狭窄症の発症から保存療法、ヘルニコア施術までの経緯
腰椎椎間板ヘルニアの発症から保存療法を経てヘルニコアによる施術を受けるまでの治療の流れなど、体験談を紹介しているページです。

実際、ヘルニコアを行う前は

  • アレルギー反応が出たら怖いな
  • 痛みで失神したりしないかな
  • 施術しても効果なかった嫌だな

みたいな不安がいっぱいだったのですが手術実施後は

  1. 施術によるアレルギー反応無し
  2. 手術自体は20分程度で終了
  3. 退院翌日より効果有り

という結果で特に3番目が重要なのですが、自分の場合は退院翌日の寝起きから効果あり?なのか目が覚めた時からそれまで腰周辺にあった重さというかだるさみたいなものが消えており久しぶりに腰周りの軽さを感じました。

寝起き時が結構、全体的に鈍痛があって重たい印象だったので早速、ヘルニコアの効果があったのではと感動した記憶があります。

腰椎椎間板ヘルニアにおけるヘルニコア治療は2018年の5月に保険適用、8月に発売開始とあってこの記事を書いている時点でも1年経過していない新しい治療法の為、施術等の体験談は非常に少ないです。

今後は治療の流れなども変わる可能性もありますが、腰椎椎間板ヘルニアでヘルニコアの治療を検討している方に少しでも参考なればと思い、手術当日の流れから直近の効果(個人差有り)を紹介していきます。

入院当日受付と病棟で点滴用針刺し

ヘルニコア当日の病室の様子

朝早くから大学病院に行って入院の手続きを済ませます。

病棟にチェックイン

そのままベッドがある病棟にいき自分の泊まる病室に案内されます。
ここでやっとこれから自分は入院するんだという実感が沸き始めます。

点滴用の針が痛い

ヘルニコア当日の点滴用針

看護師さんよりヘルニコア実施後のアナフィラキシーショックの発生する可能性を考慮して点滴用の針を手首付近にセットされるのですがこれが痛い。

手首周辺なのでちょっとした動作で手が動くわけですがその度に刺した針がチクチク痛みます。

CT検査

手術前の検査という事でCT検査を予約カードみたいなものもって自分で受けに行きます。
大学病院なので当然、外来で検査を受けに来られている方も順番待ちをしていますが、手術当日の患者が優先なのか待つことなく検査に通されて早々に終了します。

薬剤師さんよりヘルニコアの説明

ヘルニコア当日の説明

病室で待っていると担当の薬剤師さんよりこれから実施するヘルニコアについての説明を受けます。

もちろん、治療検討段階から自分でも検索して情報収集はしていますが改めてガイドブックを元に説明していただきます。

投薬によるアナフィラキシーショックが発生する可能性

ヘルニコア当日の説明

結構心配だったのはこのアナフィラキシーショックというアレルギー反応で薬剤の投与から30分程度で発生する可能性があると。

アレルギー体質の方は注意みたいな感じで、特に自分がアレルギー体質なのかどうかはわかりませんが一応、猫アレルギーである事は確認していたので心配はしてました。

が冒頭でも触れていますが得に自分の場合は術後も何も問題なかったです。

ヘルニコア治療通知カードの受療

ヘルニコア通帳カード

ヘルニコアは薬剤の関係上?、一生に一度しか実施する事は出来ないらしく過去に治療を受けたことを証明する為に「ヘルニコア治療通知カード」というポイントカードくらいの厚さのプラスチックカードを受け取ります。

病棟でお昼ごはん

ヘルニコア当日のご飯

ヘルニコアでは特に食事制限などはないのでお菓子食べたりも自由で食事も普通のが出てきます。

ヘルニコア手術実施

昼ご飯を食べ終えベッドでゆっくりしていると看護師さんより手術に向かう旨、呼ばれます。

ストレッチャーでレントゲン室に移動

歩けないとか全くないのですが病室出る時点でストレッチャーに仰向けになりレントゲン室(手術室)まで運んでもらいます。

この時、ドラマで見るようなこれから手術受ける人がストレッチャーで運ばれる時にあるような天井だけ見えてるような状態を自分が経験します。

そもそも全身麻酔をするわけではないので意識が完全にある状態で手術してるエリアみたいな所に運ばれていくので一気に緊張感が高まり、手汗が凄かったです。

局所麻酔の実施

ヘルニアの施術風景

出典

レントゲン台?みたいなところで横に寝て、まずは麻酔なんですが、この麻酔もそれなりに痛かったです。

というか次の薬剤を注入する針は麻酔がある程度、効き始めている状況で挿入されるのでヘルニコアの手術(施術)で最も痛みを感じる行程はこの局所麻酔ではないでしょうか。

因みに痛みレベルで言うと過去に行った神経ブロック注射よりは痛みは少なかったです。

もっとも神経ブロック注射は神経に直接針を刺すので痛みと言うか衝撃が走る感じなので単純比較はできません。

椎間板まで届く針を挿入

レントゲンの映像を確認しながらなのか椎間板まで届く長い針をゆっくり挿入されます。

先述しているように麻酔が効き始めているので針を挿入されている時は特に痛みはなかったです。

こちらも過去に深層針という通常よりも長めの針を使う針治療を受けた時のような感覚に近く、針が奥に入っていく毎に腰周辺にジーンと思い刺激が走るような感じです。

腰の針治療で深めに刺した経験がある方ならなんとなくイメージがつくかもしれません。

薬剤(コントリアーゼ)を注入

針が問題なく椎間板に挿入されている事を確認できると薬剤が注入され終了です。

注入中は腰が何かで後ろからグイグイ押されているような不思議な感覚でした。

主治医の先生から「無事終了」と言ってもらい心底ホッとしました。

ストレッチャーで病室に戻る

術後3時間は歩くことというか動くことが禁止なので来たとき同様にストレッチャーで病室に運んでもらいます。

心配していたアレルギー症状などもなく一安心でした。

そのまま看護師さんの指示があるまで病室のベッドで仰向けで約3時間程度安静にします。

で、先ほどまでの緊張で喉がカラカラになっており戻って水分補給しすぎたのが間違いだったか急激な尿意が始まります。

ただし、とにかく3時間は歩くの禁止との事でどうしてもという場合は寝たまま尿瓶でという事なので何とかギリギリ我慢しました。

病室から行きのストレッチャー乗るときに看護師さんにトイレ大丈夫か聞かれたんですが、この時はまたこれから手術に向かう緊張感から特に尿意がなかったのでトイレを済ませなかったです。

個人差はあるかと思いますがヘルニコアは自分の意識がある中で手術されるという滅多に経験できないような緊張感を味わいます。

術後すぐにトイレいけないのでこれからヘルニコアの手術予定されている方は手術に向かう直前に出来ればトイレ行かれる事をおすすめします。

看護師さんの体調チェック&トイレ

術後3時間程度が経過し看護師さんから動いても良いという許可が出たのでとりあえずトイレへ。

術後の体調チェックでも特に問題は無く、一応心配していたアレルギー症状なども全くありませんでした。

病棟で夕飯

そのまま病室で普通に夕飯を食べてゆっくりします。もうこの時点では自由に動けるし、痛かった点滴用の針も外されているのでかなり快適です。

ウエットタオル(ホット)で洗体

ヘルニア当日はホットタオルで洗体

治療当日は入浴は控える必要があるという事で看護師さんに使い捨ての暖かいウエットタオルをもらい出来る範囲で体を拭きます。

なお徐々に麻酔が切れ始め、ヘルニコアの影響か寝返りを打ったりするとそれまでには無かった腰痛を感じ始めます。

ヘルニアから来る坐骨神経痛ではなく、ちょっと体が動くごとに腰がズキズキ痛むような正に腰痛という感じです。

最も、ヘルニコア実施後に副作用として腰痛の指摘をされていたのですぐに驚きはしませんでしたがわかりやすいくらいにそれまでは無かった腰痛が始まりました。

就寝

新たな腰の痛みや坐骨神経痛的な周辺の鈍痛はありつつも、それまでと変わらず痛み止めとしてロキソニンは服用しているので我慢できないようなレベルでもなく、適当に自分のペースで就寝します。

自分のペースでというのは入院している病室が完全個室なので他の患者さんを気にするような必要もなく普段の一人暮らしの生活となんら変わらない感じでした。

退院&治療費清算

寝てる間に一度看護師さんが注射の傷口をチェックしにきてくれましたが特に問題なかったようでそのまま朝になり、朝食を食べて退院となりました。

帰宅&自宅で安静&副作用による腰痛の増幅

ヘルニア後の副作用について

手術当時に比べると腰の痛みがより増していてゆっくり歩いてもそれなりにズキズキくるような痛みがあります。

ちょっと動くだけで痛いのでなるべく腰の動きを固定するようにコルセットを活用します。

術後1週間程度はできる限り安静にするようにとのことだったので、そのまま可能な限り自宅の別途で寝てる生活を心がけます。

退院翌日からの効果について

変化を感じられたのは退院翌日の朝でした。

目が覚めて起き上がるとそれまでの約10カ月間には無かった「腰周辺の軽さ」というか爽快さでした。

既に10カ月近くのヘルニアを原因とする神経圧迫によって常に鈍痛が発生しており日常的な腰周辺のだるさも忘れかけていたタイミングでの朗報でした。

座位による坐骨神経痛の軽減について

私の腰椎椎間板ヘルニアにおける坐骨神経痛では寝起き間もなくから座ると左臀部のチクチクする神経痛が最も酷く、それ以外でもクッション性の低い固いイスに座ったときなども坐骨神経痛が発生していました。

痛みのレベルはロキソニンを1日3回飲んだ上ですが悶絶とまではいかないまでも長時間は座っていられない程度でした。

ヘルニコアを実施後は座っていても直後から坐骨神経痛を感じる事は無く長い時間座ってデスクワークをこなす事が可能になりました。

流石に3時間くらい同じ姿勢で座っていると軽度の坐骨神経痛を感じますが術前に比べれば許容レベルです。

正しい姿勢による他部位の筋肉痛について

ヘルニコアの実施前は腰椎椎間板ヘルニアによる神経痛を軽減するために日頃から無意識的に体を反るような姿勢を取っていたのではと思われます。

体を常に反り気味に保つような姿勢は本来はキツイはずでヘルニコアの手術によって椎間板の神経圧迫が軽減された後は反り腰姿勢も連動して前傾に改善し、それまでなかった右のおしりに筋肉痛が発生しました。

これもあくまで自己判断ですが腰椎椎間板ヘルニアを庇う為の姿勢で使わていなかった右おしりの筋肉が姿勢が正しくなったことで本来の可動を始め、一時的な筋肉痛が起きたのではないかと考えます。

このページのまとめ

以上が自分の経験したヘルニコアの入院手術当日から術後の効果となります。

手術前は

  • アナフィラキシーショックになったら怖いな
  • ヘルニコアの効果が無かった嫌だな

と要らぬ心配をしていました。

が、実際に手術を終えてみると担当の先生(チーム)には

  • 確実に手術を遂行していただき
  • アレルギー反応もなく
  • 坐骨神経痛も緩和され

現在に至ります。

確かに、腰は痛いは痛いのですがヘルニコア手術の際、椎間板まで針を他の神経等に触れる事無く挿入していただき椎間板に薬剤を上手く注入していただき翌日に無事退院する事ができました。

約10カ月間、悩まされ続けた腰椎椎間板ヘルニアから来る腰周りの鈍痛と左臀部の坐骨神経痛は痛み止めを飲まなくても緩和され、現時点では非常に満足しています。

腰痛の副作用があるのはヘルニコアが効果を発揮していると考えてよいかと考えます。

本件は、腰椎椎間板ヘルニアの方はヘルニコアをやってみた方がいいですよというような簡単な話では無く、あくまで一個人の体験談に留めていただければと思います。

その上で、ヘルニコアを医師より勧められて検討している方に少しでも参考なれば幸いです。

今後は引き続き腰への負担が少ない生活を心掛けつつ、手術3カ月後のMRIによる画像判定が出たらまた更新しようと思います。

※術後4カ月経過後のMRI画像を含めたヘルニコア手術の効果をこちらのページでまとめています。

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